なかなか妊娠できずに不妊治療を受けている芸能人の公表について

結婚してなかなか子供が授からなかった芸能人が不妊治療を受けたことで、高齢出産でも無事に出産したニュースは大きな話題になります。同じように不妊で悩み、決して楽ではない治療を受けている夫婦には希望を持つことができます。有名な芸能人が不妊治療を公表することで、治療は特別なものではない印象を世間に与えることもできます。不妊は友達にも話しづらい話題であり、経験がない人にはその辛さがわかってもらえないものです。公表は世間でも好意的に受け取られる傾向があります。
しかし、30代、40代でも治療を受ければ妊娠できるようなイメージが強くなり、出産可能な年齢が広がったかのような錯覚も浸透していることは否定できません。実際には、卵子は誕生した時がそのピークであり、母体が年齢を重ねるごとに卵子も老化していきます。現代医学をもってしても卵子を若返らせることも、老化を止めることもできないのです。
50代ともなれば閉経してしまいます。それでも、少し前までは公にすることがなかったデリケートな問題である不妊治療について、芸能人がブログに治療の内容や気持ちを公表することで不妊に対する理解が広がりますし、勇気を与えてもらうこともあります。不妊治療は長期化しがちでありながら必ず結果が出るわけでもありませんので、治療が辛くて前向きになれないときもあります。そんな時に同じ悩みに向き合う芸能人のブログを読むことで気持ちを立て直すきっかけにもなります。
コメントに書き込むことで感情を吐き出せ、励まし合うこともできます。辛い治療を乗り切る方法のひとつです。本来、子供を持つということはプライベートなことですが一緒に頑張ろうという気持ちになります。
女性だけでなく、男性スポーツ選手の中にも男性不妊であることを公表して夫婦で不妊に向き合っている方など、有名であるほどに影響力や発言力が大きくなる方の告白で世の中の男性の意識を変えることにもなりました。スポーツ選手など、特に健康で身体に問題がなさそうな職業の場合でも不妊の悩みを抱える現実は、健康であれば妊娠できるということではないことを改めて世間に浸透させました。
不妊の治療を行っていることは必ずしも本人が公表しているわけではなくても、口コミや噂で広がっていきますが、著名な方たちが不妊の治療を受けていることをカミングアウトすることで世間の理解は深まり、同じ悩みを持つ人たちに勇気を与えてくれるのは間違いありません。